無料で始める

Blog Post

再生数が伸びない原因を4つに切り分ける方法

この記事の要点

  • 原因は4つに分けられる
  • 表示回数→冒頭→中盤→全体の順で見る
  • 冒頭で落ちるならフックの問題
  • 中盤で落ちるなら構成の問題
  • 全指標が平凡ならテーマの問題

本記事は、再生数が伸びないときに原因を切り分ける手順を解説する記事です。分析全体の考え方は別記事「ショート動画の分析と改善の完全ガイド」で扱っているため、ここでは原因の特定に絞ります。

再生数が低いとき、原因はいくつあるか?

大きく4つである。配信されていない、止まらなかった、途中で離脱された、そもそも需要がない、のいずれかである。

この4つは対処法が全く違う。にもかかわらず、再生数という1つの数字だけを見ていると区別がつかず、当てずっぽうの改善を繰り返すことになる。

原因見分ける数字対処
①配信されていない表示回数が極端に少ない投稿頻度、アカウントの一貫性
②止まらなかった表示回数はあるが冒頭で急落フック、1カット目
③途中で離脱された中盤以降で階段状に落ちる構成、具体例、画の変化
④需要がない全指標が平均的に低いテーマ選び

今日の1アクション:直近の伸びなかった動画1本について、この4つのどれに当たるか判定してみる。

①配信されていない場合はどう判断するか?

表示回数が、普段の投稿と比べて明らかに少ない場合である。

この状態では、内容の良し悪し以前に届いていない。考えられる要因は次のとおりである。

  • 投稿の間隔が空きすぎている:数週間ぶりの投稿は初速が鈍りやすい
  • アカウントの発信テーマがばらついている:誰に届けるべきか判断されにくい
  • 規約に触れる要素が含まれている:権利のない楽曲、禁止表現など

3つ目に心当たりがある場合は、各プラットフォームのガイドラインを確認する。特に楽曲や他人の映像を使った投稿は、配信が制限されることがある。

②止まらなかった場合はどう判断するか?

視聴維持率のグラフが、冒頭0〜3秒で急落している場合である。

表示はされているのにスクロールされているので、問題は内容ではなく入口にある。この場合、本編をいくら作り込んでも結果は変わらない。

確認すべきは次の3点である。

  • 1カット目が静止した画になっていないか
  • 冒頭で挨拶や自己紹介から入っていないか
  • 「誰向けか」「何が得られるか」が最初の一瞬で伝わるか

フックの作り方は別記事「ショート動画の冒頭2秒、何を入れれば離脱されないのか」で詳しく解説している。

③途中で離脱された場合はどう判断するか?

冒頭は保てているのに、中盤以降で階段状に落ちている場合である。

この場合は構成の問題である。急落している秒数の直前を台本で確認し、次のどれに当たるかを見る。

  1. 話が抽象的になった:具体例から一般論に戻ると、新しい情報が入らなくなる
  2. 間が空いた:編集で詰めるか、撮り直す
  3. 画が変わらない時間が続いた:カットを割る、テロップを変える

最も多いのは1つ目である。「つまり大事なのは継続です」のようなまとめが中盤に入っていないか確認する。

④需要がない場合はどう判断するか?

視聴維持率も保存率も平均的で、突出して悪い数字がない場合である。

すべての指標が「悪くはないが良くもない」状態のとき、構成の問題ではなくテーマ選びの問題である可能性が高い。作り手が話したい内容と、見る人が知りたい内容がずれている。

この判断は難しいので、複数本で確認する。同じテーマ帯で3〜5本投稿しても同様なら、テーマ自体を見直す。コメントやDMで実際に来た質問をテーマにすると、需要とのずれが起きにくい。

切り分けの手順は?

表示回数 → 冒頭の維持率 → 中盤の維持率 → 全指標の水準、の順に見る。

  1. 表示回数は普段と比べてどうか → 少なければ①
  2. 冒頭0〜3秒で急落しているか → していれば②
  3. 中盤以降で階段状に落ちているか → していれば③
  4. いずれも当てはまらず、全体的に平凡か → であれば④

上から順に確認する。上流に問題があるまま下流を直しても、結果は変わらないためである。

今日の1アクション:この4ステップを、直近3本に適用してみる。同じ原因が続いていれば、それが自分の課題である。

よくある失敗と注意点

  • 原因を特定せず、思いつく改善を片っ端から試している
  • 1本の結果で判断している。偶然の変動と区別できない
  • 冒頭で落ちているのに、本編の内容を作り込んでいる
  • 4つの原因が同時に起きていると考えている。多くの場合は1つが支配的である

まとめ:今日から始める1ステップ

まず取り組むべきは、伸びなかった動画を1本選び、この4分類のどれに当たるかを判定することである。原因が決まれば、次にやることは自動的に決まる。原因を決めずに改善を始めると、効果が出ても何が効いたか分からない。

関連記事

よくある質問

再生数が伸びない原因は何ですか?

配信されていない、冒頭で止まらなかった、途中で離脱された、そもそも需要がない、の4つに分けられる。対処法がそれぞれ違う。

どの順番で確認しますか?

表示回数、冒頭の維持率、中盤の維持率、全指標の水準の順である。上流から確認する。

冒頭で落ちている場合は?

フックの問題である。1カット目が静止画になっていないか、挨拶から入っていないかを確認する。

すべての指標が平凡な場合は?

テーマ選びの問題である可能性が高い。3〜5本で確認し、同様ならテーマ自体を見直す。

タグ:分析 / 改善 / 再生数 / ショート動画 / トラブルシューティング

出典・参考
TikTokコミュニティガイドライン/Instagramコミュニティガイドライン/YouTubeコミュニティガイドライン(各公式ヘルプ、2026年7月確認)

台本 × 分析 × AI 活用メディア

RoxDirector

今日から、構成づくりを速くしましょう。

伸びている動画を検索して構成を解析し、その論理構成から台本を自動生成。文字起こし、シーン構成解析、動画のスコアリング、台本添削にも対応しています。無料プランがあります。

無料で始める